ガイアポリス共鳴

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感想「リ・エンゲイジ」

from モコ 様

シュガードロップ・ブレイクアウトをプレイした際は、後から追加されたという影の剣編シナリオの方が個人的には好きかなと思っておりました。
しかしリ・エンゲイジを含めると真ルートの軍配がガガッと上がります。
それくらいにインパクトのある物語でした。
というのも、マーゴット様の心穏やかな生活を勝手に望みたい身からしますと、真ルートのラストはマロゥとロディス間の認識の齟齬が気がかりで、素直に良かったと思い切れないところがありました。
ところがこのリ・エンゲイジは、前作で気になっていたポイントに「そこまで!?」と逆に驚いてしまうくらいに踏み込んでいて、まさにタイトル通りのお話です。
紹介ページの手を重ね合わせた二人の姿は、プレイ前も素敵だなぁと眺めていましたが、プレイ後はなんだかもう感無量の境地に至ります。
まだ「渡り鳥〜」をプレイしていないので、ロディス様については知らないことも多いのですが、シュガードロップでは見せなかった苦悩や個が見えてきて、となるともう大好きなキャラの仲間入りです。
前半の探索(と会話)の試行錯誤、ジェラルド&エリン先生の掘り下げと後半のマロゥとロディス様の対話とで、一粒で何度も美味しいゲームでした!